任意整理事例:No.018
任意整理で100万円以上の過払い、月々の返済を3万円に和解することが出来ました
東京都在住の38歳の女性からのご相談です。
元々はエステをきっかけに作った借金だったそうです。元々は営業職だったため、お給料もかなりたくさんもらっていたそうです。また、ご家族と一緒に住まれていたため、家賃などの出費もなかったということですが・・・社内の配置換えにより、引っ越しと仕事内容の変更があり、生活が一変してしまいました。
社内の配置換えや会社が傾いたことがきっかけで、収入が大きく落ち込んで借金の返済がたいへんになってしまうケースはよくあります。さらに、生活水準を下げることはなかなか難しいようで、収入が落ち込んだ後も借金を積み重ねてしまうこともしばしばです。今回もそういった形で、エステのコースをさらに追加してしまったのがご相談をいただいたきっかけでした。
借金の総額は300万円を超えていました。10年以上にわたり借りたり返したりを繰り返す形でずるずる来てしまったそうです。
2000年頃からの借金なので、これは間違いなく過払い金が発生しています。2005年に法律が変わったため、2005年以前からの借金であればたいてい過払い金があり、借金も大きな金額で減らすことができるのです。今回は100万円以上の金額が過払い金となっていたので、借金額は150万円程度に減らすことができました。
債務整理により月々の返済額は3万円台に減らすことができましたが、少し余裕が欲しいということで、ご実家に戻られることになったようです。家賃や住宅ローンというのは大きな負担になるため、生活コストを落とすにはご家族のもとに身を寄せるのは非常に有効な手段です。実際この方も、ご家族と一緒に生活することになり、返済も問題なくできるようになりました。現在は将来への不安もなくなり、「つきものが取れた」ということで、充実した毎日を送られています。