借金返済の落とし穴|利息の恐ろしさと利息をなくす方法

毎月借金を返しているのに、なかなか残高が減らない……」。

そんなお悩みを抱えていませんか?先の見えない不安は、精神的に辛いものがありますよね。

毎月きちんと最低返済額以上の返済はできているものの、一向に借金が減らない原因のほとんどは「利息」です。

返済額の大半が利息の返済に充てられているため、肝心の元金が減らず、必然的に返済期間が長引いてしまう……。

これこそ、借金生活からなかなか抜け出せない人の典型的なケースといえます。

この記事では、この状態から一刻も早く脱出するために、利息の仕組みや効果的な返済手段について、くわしくご紹介します

借金の利息計算方法

金融機関の利率はどれくらい?

現在、あなたが借り入れている金融業者の利率を正しく把握していますか?毎月の返済額から利息がいくら発生しているかを知るには、利率について理解しておく必要があります。

借金の利息を計算するためにも、まずは、自分の借り入れ先の利率がいくらか把握することから始めましょう。以下は、主な金融業者・金融機関のカードローン利率一覧です。

社名 カードローン利率(年利)
アイフル 4.5%~18.0%
プロミス 4.5%~17.8%
アコム 3.0%~18.0%
レイク 4.5%~18.0%
みずほ銀行 2.0%~14.0%
三菱UFJ銀行 1.8%~14.6%
三井住友銀行 4.0%~14.5%

上記のように、アイフルやプロミス、アコム、レイクに代表される消費者金融系カードローン会社の利率は、18.0%程度が一般的です。一方で、銀行などの金融機関は14.0%程度の利率となっています。

いずれにせよ高金利であることは間違いなく、いかに借金完済と利息が切っても切れない関係であるか、おわかりいただけるでしょう。借金の返済が長引くほど利息は増えるばかりで、完済を目指すのはそう容易ではないというわけなのです。

実際に払う利息はいくらになる?計算方法は?

自分の借り入れ先の利率を把握できたら、実際に払う利息はいくらになるか計算してみましょう。利息は、以下の計算式で求められます。

利息=利用残高×実質年率÷365(日)×利用日数

たとえば、プロミスで100万円を借り入れる場合、金利は17.8%、3年(36ヶ月)での返済計画を立てるとしましょう。毎月の返済額は36,052円。これを3年間返済し続けることで、最終的に支払う利息の合計は297,853円になります。

利息の恐ろしさとは?最低返済額は大きな落とし穴!

毎月返済しているのに借金額が減らない?

カードローンなど消費者金融などの借り入れサービスには、「最低返済額」が定められています。

最低返済額とは「毎月の支払いで支払わなくてはいけない最低限の金額」を指します。

金融機関によって最低返済額は異なりますが、おおよそ10万円以下で3,000~5,000円、100万円以下で2万5,000円~3万円に設定されています。

たとえば「今月は出費がかさんで返済に充てるお金がない」といった場合でも、最低返済額さえ払っておけば、督促の電話がかかってくることはありません。

しかし、実はここに大きな落とし穴があります。

金融業者によって多少異なりますが、基本的に最低返済額はそのほとんどが利息に割り当てられる仕組みになっています。

そのため、最低返済額を毎月返済していても、一向に借金の元金は減らないのです。元金が残っている限り、借金の返済は続きます。これが、借金生活が長期化する最大の原因といっても過言ではないでしょう。

毎月借金の返済をしているにもかかわらず、元金がまったく減らない状況なら、なるべく早めに最低返済額について見直す必要があります。

利息を減らす方法は?

完済までに支払う利息の総額を減らすには、繰上げ返済をしたり、月々の返済額を増やしたりできないか、返済計画を見直しましょう。

ちなみに「繰上げ返済」とは、毎月の返済額にプラスして、任意で借金を繰り上げて返済することを指します。

しかし、どうがんばっても、これ以上に月々の返済額を増やすのは難しいという方もいるでしょう。

その場合は弁護士や司法書士に依頼し、「債務整理」という手続きをおこなうことで解決するしかありません。債務整理にどんなメリットがあるかは、次の章でくわしくご説明します。

利息の支払いを免除できる任意整理

債務整理とは弁護士や司法書士に依頼し、借金減額や免除をしてもらう法的な手続きです。終わらない借金返済に苦しみ、将来的な見通しが立たないのなら、債務整理を検討してみましょう。

債務整理には、3つの方法があります。

任意整理 貸金業者などの債権者と直接交渉して「返済期間の延長」や「利息カット」月々の返済額を軽くする手続き。裁判所を介さず自由な交渉が可能なため、デメリットも少ない。
個人再生 裁判所の許可を得て、借金残高を原則5分の1に減額する手続き。自宅など財産は失わないが、安定した収入が必要。
自己破産 裁判所の許可を得てすべての借金をゼロにする手続き。財産を失う、職業に制限がかかるなどデメリットも大きい。

しかし、はたして自分は債務整理が必要なのか、判断できない方もいるかもしれません。以下の条件に当てはまる方は、債務整理によって借金生活の苦しみから解放される可能性が高いといえます。

  • 毎月返済していても元金が減らないと感じる
  • 返済するお金がなく滞納している
  • 借金のための借金をしている
  • 3社以上から借り入れをしている
  • 借金額が収入の1/3を超えている

このような状況にある方は、債務整理を今すぐ検討してください。とくに債務整理のなかでも「任意整理」という方法であれば、デメリットを最小限にとどめ、将来発生する利息をカットできます

任意整理とは?

弁護士や司法書士が債務者と債権者の間に入り、将来的な返済額や返済方法について交渉する方法を「任意整理」と呼びます。

任意整理をする最大のメリットは、「将来発生する利息や遅延損害金をカットできること」。

借金そのものをカットすることはできませんが、利息の支払い義務がなくなり、3年程度の分割払いが利用できるため完済しやすくなります。

一方、任意整理をすると、個人信用情報機関に事故情報として記録されるため、5年ほど新規のクレジットカード発行やキャッシング利用ができなくなります。車や家を買う際のローンも組めなくなるので、今後の生活に少なからず影響が出るでしょう。

また、任意整理は他の債務整理の方法と比べてデメリットが少ない分、借金の減額率が低いという点は理解しておいてください。

任意整理で利息をカットしても支払えない場合は個人再生・自己破産を検討

あまりにも借金が膨らみすぎて任意整理だけでは解決できない場合は、「個人再生」もしくは「自己破産」という他の債務整理の方法を検討しましょう。

■債務整理のメリット・デメリット比較

メリット デメリット
任意整理
  • 任意整理後も発生する利息をカットできる
  • 裁判所を介さないため手続きが簡単
  • その他の債務整理よりも減額の幅が小さい
  • 無職や生活保護受給者は利用できないこともある
個人再生
  • 借金が大幅に減額される
  • 家や車を手放す必要がない
  • 借金額が少額の場合は認められない
  • 手続きが複雑で費用がかかる(50万円以上)
自己破産
  • すべての借金が免除される
  • 無職や生活保護受給者でも申請できる
  • 家や車といった高額な財産を手放すことになる
  • 一部の職業に就くことが一時制限される

「個人再生」と「自己破産」は、任意整理とは異なり、裁判所を介した手続きです。

それなりの代償を払う必要はあるものの、個人再生の場合は返済の見通しが立たない借金を5分の1まで減額でき、自己破産なら借金をすべて帳消しにできます

もちろん自力で借金完済できるに越したことはありませんが、一度返済に苦しんでしまうと、そこから立て直すのは非常に難しいといえます。

そんなときは一人で抱え込まず、なるべく早い段階で弁護士や司法書士に相談し、すみやかに債務整理を検討するのが解決の近道です。まずは法律事務所の無料相談を利用してみてください。

この記事のまとめ

自分自身の借金の状況が、債務整理に適しているか判断できないという方は少なくないでしょう。実際、債務整理をするには、弁護士や司法書士の協力が不可欠です。個人の置かれた状況によって、最適な解決法が異なるため、まずは一度、法律事務所に相談するのが望ましいでしょう。

また、個人再生や自己破産をする場合は、必要書類を揃えて裁判所に申し立てをしなければいけません。書類に誤った記述がある場合は、裁判所から訂正するように連絡が入り、これにも応じる必要があります。このような煩雑な手続きも、弁護士や司法書士に依頼しておけば、すべて代行してもらえるのです。

実績豊富な専門家に相談することで、これまで追われ続けてきた借金生活から解放されることは間違いありません。ぜひ解決への第一歩を踏み出してみませんか?

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